ライフ・シフト、人生100年時代、今何をするべきなのか？
2019.06.03
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ（求人MORE）を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『ライフ・シフト、人生100年時代、今何をするべきなのか？』ということでお伝えしていきたいと思います。
■ライフ・シフトとは？
2016年10月、リンダ・グラットン著『ライフ・シフト』が日本で刊行され、反響を呼んだことは記憶に新しい方も多いでしょう。
しかし『ライフ・シフト』って何？！と思われている方も中にはいるのではないでしょうか。
ライフ・シフト読んだことがある方も、その内容を本当に理解し実践できている方は少ないかと思います。
そもそもライフ・シフトで一番肝となるワードは「人生100年時代」。
少し前までは、年功序列に伴い、60歳になると定年退職をし、その後年金で老後を過ごすという設計の元成り立っていましたが、今は人生100年時代とも呼ばれライフ・シフトの中でも、2007年生まれの子どもの半数が、日本では107歳まで生きると仮定されています。つまり、いま50歳未満の日本人は、100歳以上生きる時代がすぐに来る可能性が高いといえます。
100歳まで生きるとなると、60歳の定年手退職後も何らかのお仕事に就き、収入を得ていないと満足な老後は過ごせないと言われています。
では人生100年時代と言われる今、何を意識していけば良いのでしょうか？
一昔前までは、20歳まで教育を受け、その後定年退職まではしっかりと働き、最後は年金や退職金で余生を楽しく過ごすという3ステップの考え方が主流となっていました。
しかし今や年金もあてにならず、定年退職後の人生も貯蓄や健康など不安が積み重なり、違う考え方が必要となってきました。
その考え方というのが、ライフ・シフト内にも挙げられている「マルチステージ」です。
■マルチステージとは？！
マルチステージの時代を生きるためにライフ・シフトで重要視されているのが、「無形資産」。無形資産には、活力資産、変身資産、生産性資産とお金とは異なった資産として注目をされています。
有形資産であっても無形資産であってもご自身で形成しないと、もちろん自分のものにはなりません。
有形資産は目に見てすぐわかるので、価値として皆が認めやすいですが、無形資産はその資産を有効的に活用しないと本来の資産価値を生み出すことができない為、活用が難しく、なかなか投資をしたり、トライしてみることに足踏みしてしまいがちです。
しかし人生100年と言われるマルチステージの生き方とは、いつどんな時でも何度も学び直し、臨機応変に職業も変え、時には子育てに専念したり、加えてさまざまな経験をしたりと、充電をたっぷりしながら、会社を超えた社会との関係を保ちながら生きていく。そんな多様な人生の事と代名詞なのです。
自分の人生を豊かにするのも、寂しいと思うものにするのも、それまでの過程の構築次第です。
人生100年から逆算をして、今ご自身にとって何ができるのかを考える事いより、より豊かな人生が送れるのではないでしょうか。
■今後何を考えて行動すべき？
では、人生100年時代をより豊かに楽しく過ごすためには、何をしたら良いのか？
それはその人によって正解が異なってきますので、一概にコレが正解とは言えませんが、マルチステージを生きる事を見据え、２つピックアップいたします。
①流動性にも対応できるキャリア形成
転職や副業が一般化した今、１つの会社で定年まで勤め上げることは珍しくなってくるでしょう。
そのため、どの時代、どの年代にも通用するキャリア形成をしておくことをオススメします。
②長期的な資産管理
今の資産管理の雛形は人生80年時代として考えられたものが多く、100年生きると家庭した場合、どうしても生きていく上での資金が不足してしまいます。
人生を100年と考えて、何歳までにいくら貯蓄し、何歳まで働きどれ位の収入を得るべきなのか逆試算しておくと、今後の行動や貯蓄計画も形が見えてくるのではないでしょうか。
■まとめ
ライフ・シフトで挙げられている人生100年時代は、他人事ではなく、すでにあなた自身の事です。
国の施策任せや他人任せではなく、ご自身でも今後の人生を100年と見据えて、少しずつ「今」何が出来るのかを考え始めてみてはいかがでしょうか。
今回は『ライフ・シフト、人生100年時代、今何をするべきなのか？』について特集をさせて頂きました。皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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