製造業中心の最新雇用情勢のご案内～4月最新情報～
2019.03.27
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ（求人MORE）を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『製造業中心の最新雇用情勢のご案内～4月最新情報～』ということでお伝えしていきたいと思います。
■製造業で注目される労働資源と雇用形態
好景気の煽りや、労働人口の減少に伴い、日本は未だかつてない労働者不足に悩まされていることは、当ブログでも何度か取り上げてきました。
労働力確保として企業はありとあらゆる対策を講じてきましたが、その中でも女性の労働力への注目はここ数年で一気に高まってきました。
製造業における女性の就業者数は現在（2019年1月現在）314万人であり、製造業就業者全体に占める女性比率は29.9％となっています。
この比率は、就業者全体に占める女性比率（42.2％）に比べて12.3ポイント低いですが、2000年1月時点の20％という数値と比べるとこの約10年間で10ポイントも数値を更新しております。
製造のお仕事は今までシフトに夜勤が組み込まれていたり、朝早く夜も遅くといった勤務時間が大多数を占めておりましたが、今はライフワークバランスを考え、また女性が社会に進出しやすい環境を整えるため、製造業では女性が働きやすい日勤のみのシフトや時短勤務を取り入れるようになりました。
また労働環境の整備も合わせて進め、クリーンな環境での勤務を実現する企業も多く出てきました。
ここ最近の製造業における雇用の変化として、就業形態の多様化する中で製造派遣の割合が多く占めるようになりました。
役員を除く雇用者に占める非正規労働者（非正規雇用者。雇用形態が「パート・アルバイト」、「労働者派遣事業所の派遣社員」、「契約社員・嘱託・その他」の合計）の割合の推移では、全産業については1992年の21.7％から2007年には35.5％に大きく上昇し、製造業においても、1992年の17.6％から2007年には27.2％に上昇しました。
また、製造業における非正規労働者の内訳を見ると、この5年間でパート・アルバイトが約182万人から約161万人に減少している一方、派遣労働者は約20万人から約58万人の倍以上に増加しています。
企業・メーカーとしても人手不足から自社雇用では人手不足を解消することが出来ず、派遣から即戦力となる人材を確保していることが伺えます。
これからも労働派遣の需要は、更に高まっていくものと考えられますね。
■4月の転職ってどうなの？
では次に4月の転職についてご紹介致します。
結論から申し上げると、4月は転職には向かない時期と言われています。
というのも、仕事の区切りが良いという事情もあってか、４月転職を希望する人は通常より多くいます。ということは、それだけライバルも多いということ。
さらに、企業側は中途で採用する社員にはいち早く仕事を覚えてもらい、新入社員が研修を終えて各部署に配属してくる前に即戦力になってほしいと考えています。
加えて、新卒なども含め人が多く会社に入ってくる時期なので中途採用の募集も減少傾向にあります。
しかし大切なのは、「自分の行きたい会社がその時期に募集をかけているかどうか」です。
どの時期に転職活動をするにしても共通して重要なことなので必ず覚えておいてくださいね。
どんなに求人の数が多いタイミングでも、ご自身の希望の会社や業界が求人をしていなければ意味がありません。
4月から転職活動を考えている方は、まずは目指す業界ややりたい事を早急に絞り、希望の会社や企業の求人を探していきましょう。
もし求人がなされていれば、即行動に。もちろんそこまでうまくいくかどうかは分かりませんが、行動しなければ内定をもらうことは出来ません。
4月からの転職は情報力と行動力で決まるといっても過言ではありません。常に転職へのアンテナを張ってフットワーク軽く行動できるように心がけておきましょう。
今回は『製造業中心の最新雇用情勢のご案内～4月最新情報～』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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