製造派遣と期間工（期間従業員）の違いを説明します
2019.08.22
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ（求人MORE）を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『製造派遣と期間工（期間従業員）の違いを説明します』ということでお伝えしていきたいと思います。
■製造派遣とは？
製造派遣とは製造業における、派遣社員の事です。
雇用主は人材派遣会社となり、給与の支払いや福利厚生なども派遣会社の規定によるものとなります。
期間工に比べ給与が低い場合や、お祝い金がない場合もありますが、いざ仕事の契約更新がなされなかった場合でも、派遣会社の他のお仕事に登録することができます。
■期間工とは？
自動車工場や電子部品製造工場などで働く契約社員のこと。
雇用主は働き先（職場）のメーカーや企業となります。給与の支払いや福利厚生は、働き先（職場）のメーカーや企業の規定によるものとなります。
期間工は働くメーカーや企業によっては、ツライ・大変という声もインターネット上で聞かれることもありますが、給与や待遇は良いものが多く、中には正社員への雇用を積極的に行っているメーカーや企業もあります。
■メリット・デメリット
派遣社員・期間工それぞれ、どちらにもメリット・デメリットがあります。
ご自身のライフスタイルや希望の条件・希望の優先順位に合わせて、どちらの働き方が自分に合っているのか、お仕事を探す前にしっかりと確認をしておきましょう。
□派遣社員のメリット・デメリット
＜メリット＞
①自由度が高い
派遣社員のお仕事内容は契約によって定められるので、契約以外の仕事は基本的に発生しません。
子育て中の方や、ご家族がいらっしゃる方など、家庭とのバランスを図りたい方にとってはぴったりの働き方です。
②希望の条件から仕事を選ぶことができる
派遣社員は、希望の条件に合わせてお仕事を選ぶことができます。
家庭との両立をはかりたいとお考えの方はもちろん、キャリアアップを目指している方や収入を増やしたいという方、時短で働きたいと考えている方、それぞれのご希望に沿って担当者がお仕事を紹介してくれます。
③派遣会社の担当者へ悩みを相談できる
派遣会社の最大のメリットは、担当者へ職場の悩みを相談できる点。
仕事上の悩みや不安を現場の上司に話しづらい場合でも、派遣会社の担当者へ相談することにより、その悩みや不安を解消できることもあるでしょう。
＜デメリット＞
①派遣期間が定められている
派遣で働き続けられる期間には3年の上限があります。
長く同じ職場で働き続けたいと考えている方は、派遣での働き方を一度考えた方がよいかもしれません。
②収入差が大きい
派遣先の会社でのお仕事内容により、基本時給の設定が大きく異なることがあります。
また期間工に比べても待遇・給与が低い場合も多いので、高収入の仕事に就きたい・ガッツリ稼ぎたいとお考えの方は期間工での働き方も考えながらお仕事探しを進めていきましょう。
□期間工のメリット・デメリット
＜メリット＞
①高収入が見込める
学歴不問未経験可の職種の中で、「期間工」はかなり年収が高い方と言われています。
平均年収は350万～450万程度といわれ、残業手当や深夜手当てなども規定どおり支払われます。
短い期間でガッツリ稼ぎたいという方が、収入目的で就業する方もいます。
②寮完備
寮・食堂が完備なされている職場も多く、寮に関しては無料、またはかなり低額で部屋を借りることができます。
光熱費が無料だったり、食費補助や食堂があるメーカーもあるため、生活にかかる費用が少ないのが魅力です。
＜デメリット＞
①配属先がわからない
期間工で働く場合、派遣社員とは違い、お仕事開始日または配属発表までどこに配属されるかわかりません。
自分で配属先を選ぶことはできませんので、ガッツリ稼ぎたいのに、残業が少ない部署だったり、反対に体力に自身がないのに労働時間が長い部署になる場合もあります。
②最長2年11ヵ月の契約期間がある
期間工は最長2年11ヵ月の労働期間が定められています。退職から6ヶ月が経てば、同じ会社で期間従業員として働くことができます。
■まとめ
派遣社員・期間工雇用主も異なる上に、待遇や給与も異なってきます。もちろん、それぞれメリット・デメリットもあります。そのためどちらがご自身に合う働き方か見極めた上でお仕事探しを進めましょう。
今回は『製造派遣と期間工（期間従業員）の違いを説明します』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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