工場の交替勤務だとなぜ稼げるのか!?
2019.08.02
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ(求人MORE)を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『工場の交替勤務だとなぜ稼げるのか!?』ということでお伝えしていきたいと思います。
■交代勤務はなぜ稼げるの?
工場の交替勤務について調べてみると、「交替勤務でガッツリ稼ぐ!」というフレーズを度々目にする機会があるのではないでしょうか?しかしなぜ、交替勤務は普通の日勤に比べて稼ぐ事ができるのでしょうか?
その裏側をしっかりと理解しておけば、ご自身が新しいお仕事について、どれ位の収入を月に得る事ができるのか、見込み収入を計算することができます。
そうすると、その月にどれ位の金額を使っても大丈夫なのかも同時に知ることができますよね。
では本題ですが、なぜ交替勤務は日勤にくらべ、稼ぐ事ができるのでしょうか?
その理由は2つあります。
□理由①
交替勤務の場合、ローテーションでシフトを回す中で月の何日かは夜勤の日が出てきます。
労働基準法の第37条第4項では、「22:00~朝の5:00までの勤務をした場合、基礎時給にプラス25%の割増賃金を支払わなければならない」と定められています。
基礎時給が1000円の場合、25%の夜勤手当が付くと1250円が時給となります。
もし9時間日勤労働をした場合は、実働8時間(1時間休憩)×1000円=8000円の日当となります。
その点、夜勤の場合一般的に多い、22:00~7:00の時間帯では夜勤実働6時間(1時間休憩)×1250円+通常実働2時間×1000円=9500の日当です。
実際には、小休憩や職場によって休憩時間が異なる場合もあるので、もう少し複雑化しますが、ここでは簡略的に計算をさせて頂きました。1日あたりの収入が1500円分違えば、月間での計算になると、それだけ月額の給与も大きく異なってきますよね。
□理由②
理由の2つめは、残業手当です。
残業手当は交替勤務の中でも、特に二交替制に当てはまります。
二交替制の場合、1日24時間を2つのチームに分けてローテーションを組むシフトとなります。
その為必然的に1日12時間以上の労働となります。そうなると8時間を超過した分の労働は残業手当がつき、結果的に多く稼ぐ事ができます。
労働時間が法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えた場合に発生する割増賃金のことで、最低25%割り増しの金額が支給されます。割増の割合は会社によって異なりますが、30%の手当てが付くところも中にはあります。
■とはいえ、身体や生活とのバランスが大切です!
交替勤務が稼げることはわかりましたが、大切な事は身体への負担が少なく勤務出来るかと、生活とのバランスが大切です。「短期間ガッツリ稼ぎたい!」と期限が決まっている場合や、「学費を稼ぎたい!」などの大きな目標の為であれば、キモチも前向きに働く事ができるでしょう。
しかし、やみくもに「稼ぎたい!」というキモチだけでは、負担のほうが大きく長続きしない場合もあります。
さらに残業においても、繁忙期には残業がたくさんあり稼ぐ事ができたとしても、閑散期になり残業が少なくなり一気に給与が減ってしまったという場合もあるかもしれません。
年間通して安定的に稼げるのかも、予め確認をしておいたほうが良いですね。
交替勤務は短い周期で昼間の生活と夜の生活を繰り返すお仕事です。
体調管理が出来るのか、家族や周囲の理解を得る事ができるのか、しっかりと考え・確認した上で、お仕事探しを始めるようにしまよう。
■まとめ
交替勤務が稼げる理由としては、夜勤手当と残業手当が基本給に上乗せされるから。
日勤に比べて交替勤務は手当てが付きやすい働き方です。しかし、稼げるからといってやみくもに交替勤務のお仕事ばかりを探すのは危険です。
そもそもその職場環境やお仕事内容が自分に合っているのか?またご自身の生活サイクルにマッチしているのかを、しっかりと考え見極めてからお仕事を探すようにしましょう。
今回は『工場の交替勤務だとなぜ稼げるのか!?』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
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